RailsConf2012に参加してきた。この間はPyConだったのでaway感たっぷりだったけど、今回はRubyだし知った顔もチラホラいるしで、ホームグラウンドな感じでゆったり楽しんできた。
RailsConでちょっと驚いたのはその規模。参加者は確か1100人ちょっと(あまり確実な数字は覚えてない)もいて、RubyConf(参加者数600人程度)よりも集客力があるということ。Ruby使ったことないけどRailsなら・・・なんて声が聞こえてくるのも分からなくもないのかもしれない。そのせいもあってか、セッションの難易度や内容のバラつきがちょっと大きくて、当たり外れがあった気がする。
RailsConf全体の印象としては、Rails 3.2がリリースされてちょっと落ち着いたタイミングだったせいなのか?分からんけど、あまり先の話っていうのはなかった気がする。KeynoteもだいたいRailsに関わる話ではあるけども、機能とかロードマップというよりは、Railsにまつわる色んな話という感じだった(どう聞いてもLispの話だよなぁ・・・というKeynoteもあったけど、それは別のお話)。
RailsConfで講演を聞いてると、"Ruby"ではなくて"Rails"の話を聞いている気になるというのも個人的にはポイントだった。もちろん、サンプルコードとかはほぼ全部Rubyなんだけど、それは所謂Rubyじゃなくて、あくまでもRailsのコードという印象が強かった。ちょうど、こんなBlogも見かけたんだけど、これの2点目のOOPのところにイメージ近いかも。あぁ、やっぱりRailsってRailに乗って使うもんなんだなぁ・・・とシミジミ感じた。勿論それだけじゃない部分はあるけど、乗れるところはトコトン乗らないといけないし、踏み外すと色々大変だしね。
ちょっと気になったセッションはこんな感じ。
- Keynote by DHH(動画)
言わずと知れたRails作者。新しい機能へのユーザの反応が"Curious"から"Suspicious"に切り替わるタイミングを切り口に、Railsについて色々語ってた。個人的に話の切り口は面白いなぁと思ったんだけど、RailsConfでDHHがそれを喋ると若干言い訳っぽく聞こえたけど・・・でも、それは先頭で旗振ってるからこそ言えることだし、それでも"これからもドンドン作るし壊すぜ"と言えるDHHはやっぱりすごいと思う。
- Ten Things You Didn't Know Rails Could Do(動画)
RailsConfを通じて、一番RailsConfらしい話だったなぁと思ったのがこのJames Edward Gray IIのセッション。しかも、セッション開始直前に"10と言わず、20でも30でもお願いしますよ"的なことをtweetしてたら、セッション開始と同時に10個から42個に変更されたという素晴らしさ。紹介されたTipsも知らないものが結構あったし、とても勉強になったセッションでした。
- Basecamp Next: Code Spelunking(スライド)
37signalsのNick Quarantoによる講演で、37signalsで使われてるツール構成とか、開発のtipsを幅広く紹介してくれたセッション。かなり高速に紹介されてたこともあって、ツールに関して知識がない部分は理解するのが大変だったけど、(最近特に)他人がどんな環境で開発してるのか?とかとても参考になるので、これもよい勉強になった。
とりあえずこんな感じだけど、やっぱりカンファレンスに行くと色んな人と話をしたり出来るので、刺激があってとてもいい。動画で内容のフォローは出来るだろうけど、やっぱり実際に行けるというのが一番だなぁと思うので・・・来年も戻ってこれたらいいなぁ。
(おまけ)
RailsConfの副産物として、BBQというものの本当の意味を学んだ。どうやらコンロに生肉乗っけて楽しむあれは偽物らしく、10時間とかじっくり時間をかけて燻した肉を楽しむのが本当のBBQらしいです。日本で言うところの燻製が近いイメージかな。Austinで行ったIron Works(その名の通り、昔は鍛冶屋だったんだとか)、とても美味しかった。連れてってくれた友人に感謝 m(_ _)m
(おまけ2)
写真とか
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