今日は午前中Labに顔出してEclipseのセットアップとか色々やって過ごし、昼からは免許取得用の健康診断、その後学科試験を受験し、州身分証明書(State ID)を申し込んできた。
免許やState IDに申し込むには住居証明が二種類必要というトチ狂った決まりごとがあるが、Lease AgreementとBank Statementで通過することができたし、学科試験はPennsylvania Driver's Manualの練習問題をやっとけば大丈夫でしたよ、というお話。
今日も朝からいい天気、今日は午後から用事があるのでとりあえず午前中はLabへ行く。別にLabに行かなくても作業はできるんだけど、まぁ気持ちの問題。Labでは一人寂しくPC環境のセットアップを進めてた。デュアルディスプレイ環境に慣れていないので、使い道はまだまだ手探りだが、Eclipseを大画面に出して、WebとかTwitter、EmacsあたりはMBPに出しておくのが便利かもしれない。もうちょっと、Spacesとデュアルディスプレイが仲良くしてくれると嬉しいのだが・・・。
昼頃になり、UCで昼飯を食べたり、火災保険代の小切手を郵送したり、銀行で追加小切手を購入しつつ、Student Health Service(かな?)へ向かう。ここは基本的に学生向けの設備で、大学が提供しているInsurance以外は受け付けてくれないらしいのだが、他のどこで受けるよりも安いよと言われたので、ここで健康診断を受けることにした。ちなみに、基本的に予約が必要らしく、自分の場合は一週間くらい前に予約したと思う。ここでの注意事項は、どうやら"学生"ではない身分の人は受付の機械が使えないということ。tamaxyoのIDカードには"Sponsored"と書かれており、"Student"とは区別されている。どうやらこのステータスの人間は色々特殊らしく、例えば学生なら無料で乗れる路線バスも有料だし(学生のカードにはバスマークがつくらしいが、自分のにはない)、大学のIDカードをPNC Bankのデビットカードとして使うこともできないし、こういった機械を通した時にトラブルが起きたりする。なので、おとなしく受付に行きましょう。
健康診断はあまり難しいことはなく、身長・体重・体温・血圧を測り、その後は担当が変わって問診と聴診器を当てて終わる感じ。過去の病歴や酒・タバコなどについても聞かれるが、普通に答えれば多分大丈夫。ってか、自分はどっちもやらないからだけど。あと、ちょっとセンシティブなことも聞かれて焦ったけど、既婚・子持ちと話したら普通に納得してもらえた。まぁ、内容はご想像にお任せします。
たったこれだけのこと、別に今更やらんでもとは思うが、決まりごとなので仕方ない。$10払って終了。ちなみに、問診をしてくれた医者からはワクチン接種を強く勧められた。「日本を出る時に、特にしなくていいよと言われたんだけど?」と聞いてはみたが、「子供がいるなら特にやったほうがいい」と言われた。それ言われると辛いなぁ。
健康診断自体は20分くらいで終了。うん、今日中にダウンタウンに行って試験を受けるくらいの時間はある。ただ、問題は勉強を全くしてないことと、居住証明ができるかどうかだ。こっちのエントリにも少し書いてあるが、State IDとDL(Driver's License)の取得にはOIEの発行する在学証明的書類と二種類の居住証明が必要だ。アパートの契約を済ませてあるので、Lease Agreementは持ってるが、もう一種類がない。公共料金の請求書が本来の手段だが、これが来るのは下手すりゃ一ヶ月先だ。じゃ、どうしようか?と思って先人の知恵を頼ったら、どうもBank Statementでいけそうな感じだ。だが、そもそも口座開設した直後なのでStatementももらってない。じゃ、どうするか?そんな時は窓口に行ってみるに限る。ってことで、再び銀行へ。イタリア出身のお兄さんと色々と話し込む。どうやら、Statementは開設して1ヶ月以上経たないと送付されないらしい。おっと、そしたら会社にも提出できないじゃないか。それは困るので何とかしてくれとお願いすると、トランザクションログとアカウント保持の証明をくれるとのこと。これなら正式なStatementではないけれども、組み合わせれば誰の口座で、どんなお金の流れがあったかが分かるとのこと。おぉ、それよさそうじゃないか、ってことでその場で発行してもらう。ポイントは、銀行からの証明であり、こちらの名前と住所が入ってること、だと思う。これで書類は揃った。
いざ、バスに乗ってダウンタウンへ。向かうバスの中でも真面目に勉強、というかDL Manualの練習問題をひたすら眺める。
DL Center到着。案外並んでる。番号札を取って、待ち時間も頑張って練習問題を眺める。うん、罰金の金額とか期間が出たら厳しいが、さすがに標識とかはなんとなく分かるし、いけそうな感じがする。一通り問題に目を通し終わったところで名前を呼ばれ、Application Form(健康診断結果の紙)、パスポート、SSNを出して受付をし、おでこのところがスイッチになってると気付くまで苦労しながらの視力検査を経て、学科試験を受ける(あれ?居住証明は・・・??)。学科試験は個別ブースでタッチパネル式の画面で行う。日本の試験と同じ多肢選択式なので、問題を読んで正解を押して進めていけばいい。びっくりするのは、一問ごとに正解かどうかが分かるということ。ありえないw なので、確か15/18で合格らしいが、残り問題数が許容誤回答数を下回るとその場で試験終了になった。いかにもアメリカらしい。ちなみに、問題は完璧にDriver's Manualの練習問題そのもの。なので、あれを一読しておけば多分大丈夫です。ってことで、無事合格〜。
テストを終了し、受付に戻る。おっと、もう一回書類を出せと?ふむ、どうぞ。
受付「居住証明を二種類見せて」
tamaxyo「(このタイミングかよ)!!!」
あせった、本気であせった。これで居住証明なかったらどうしてくれんだよ。と思いながら、若干の不安を覚えながら、Lease Agreementと銀行でもらった証明書を見せる。受付の人がちょっと訝しげな顔をしたが、銀行の証明書に名前と住所の記載があることを確認すると、そのまま受け取ってくれた。よかった、ほんとによかった。ということで、Learner's Permit(仮免許相当かな)が無事発行される。ふぅ。
居住証明が通ったので、事のついでにState IDも申請できるか聞いてみたらOKとの回答、その場で手続きをしてくれた。
ここがとても不思議なところなのだが、State IDは何故かDL Centerで発行されるのである。HPを見にいくと、「同じところで発行するが、全然別物なので注意」とか書いてある。だったら違うところで発行するか、せめて他の身分証明と一緒にすればいいのに・・・。色々不思議である。
State IDの受付で待ってると、そのうち名前を呼ばれる。State IDに反映されるサインを恐ろしく使いにくいタブレットらしきデバイスで書き(3回くらい書きなおしたが、まともに書けなかった。なんだよ、あれ)、写真を撮ったら一旦終了。再び呼ばれると、一時的なカードが発行されている。本物はそのうち郵送されてくるが、一時的なやつでも立派に通用するらしい。ということで、State IDゲット。これで車の売買(正確には自動車保険に加入できるようになるらしいのだが、保険は必須なので実質車が買えない)ができるようになりました。
【そんなこんなで】
Pennsylvania州の州身分証明書を入手し、運転免許も学科試験までは通過、後は実技試験を通れば晴れて免許取得というところまでたどり着いた。居住証明二種類というのはとてもハードルが高いが、住む場所さえ決まれば、銀行の証明でなんとかなったので、急ぎで手続きを進めたい人は参考にするといいかもしれない(うまくいくかどうかは、保証の限りではないが)。
が、何だかんだいって、本来は住居決めるのにSSNが必要だったり、SSN取得するのに住所が必要だったりする無限ループが待っているので、どこから切り崩すかは状況次第かもしれない。でも、一箇所切り崩せれば後は結構簡単についてくると思う。
それから、案外色んな手続きに時間がかかったり、予約を取る必要があったりするので、このへんは事前に整理して並行して進めるのがよいと思う。例えば、免許だとSSNを取得しないと話にならないが、SSNがなくたってOIEに書類のお願いはできる(発行まで3日かかる)し、健康診断も受診できる(前述の通り、1週間後じゃないと受けれなかった)。このへんを逐次処理してしまうと恐ろしく時間がかかるので、そのへんはうまくやりましょう。特に、書面上の滞在期間が短い人は時間がないと思うのでご注意を。
このブログが多少なりと参考になるとよいのですが・・・
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