2011年11月8日火曜日

CMUにMark Zuckerbergがやってきた

言わずと知れたFacebookのCEO Mark ZuckerbergがCMUに来て講演を開くと聞いて、慌てて参加してきたので、その記録をば。



Facebook CEOのMark Zuckerberg、色んな雑誌に影響力のある人物としても紹介されてるし、映画とか本も出てるので、言わずと知れた人でしょう。そんなMark ZuckerbergがCMUに初めてやってくる(リリース)と聞いて、慌てて参加申し込み、Liveで講演を聞いてきた。講演は全部で1時間ほど。(SCSのお偉いさんだと思う)CMUのMarkとの対談と学生からの質問に答える形式で行われた。

Zuckerberg本人の印象としては、とても若いということ、そして真っ直ぐな印象。自分の好きなこと/やりたいことを突き詰めてやっている、そういう感じ。じゃあ、何がすごいかというと・・・(って何かをやり続けるってことが出来る自体がすごいんだけど)

  • 自分が何をしたいのか、何ができるのか
  • 自分は何をすべきで、何をすべきではないのか
  • 自分が何をしてきたのか

といったあたりのことを、しっかりと押さえているし、冷静に分析してるんだろうなぁ、というところ。

先日もFacebookはゲーム作りには算入しないという話が記事になってた(参考)けど、こういうこと。Platformとしての自分達の存在、人を中心に据えて、そのつながりをサポートするためのPlatformというのをしっかりと形作っている感じ。
ただ、最初からPlatformだけを目指してたか?というとそうでもなくて、やっぱりAppがあって初めてPlatformの価値がでる、というような話をしてた。ZuckerbergはWindows(PF)は単品じゃ嬉しくなくて、Office(App)があったから普及した、という話をしていた。

後は、拠点をSeattleにおいてることにも触れていて、SVだと倍々ゲームでことが進んだりするけど、さすがに速すぎて(企業内の文化や人の雇用、情熱、方向性、そういうったものの)コントロールができないし、長期的な活動もしにくいからSeattleにいる、というようなことも言ってた(確か、似た話が記事にもなってたなと思ったら・・・あった)。

Zuckerbergが"好きなことは?"と聞かれた時に、"Process Engineering"の話をしていたことも、多分関係が深いと思う。問題を認識して、細分化して、それを適切な人に割り当てる。これがうまくいくと、ものすごく効率的に物事が進むし、逆にこれがダメだと効率が極端に悪くなる。何にどう取り組んでいったらいいかを考えるのを楽しめるし的確に判断ができる、それがZuckerbergの一番の強みなのかもしれないなぁと、なんとなく思った次第。

どうも文章にするとうまく書けないあたりが自分のダメなところだが、"自分をキチンと知ってコントロールできている"、そんな強さを持っている印象を受けたことが伝わればいいかなぁ。
とにかく、楽しい時間をありがとう、Mark。
でも、Facebookのインタフェースをコロコロ変えるのはやめてね・・・

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