Thanksgivingは、どちらかと言うと家族と過ごす時間を取る習慣があるらしく、この時期に帰省をする人がとても多い。PITTなんて、帰省に備えて前の日から大学が休みになるというんだからビックリ。うちの教授も水曜から旅行に行ってたみたいだし、そうやって長めの休みを取るのが結構当たり前な感じになっている。
そんなわけで、自分達もこの期間を利用して、先日のNYCに引き続きOrland, FLへ旅行してきた。目的地はDisney World。2歳の娘がプリンセスにはまりまくってるのもあるし、せっかくアメリカにいるんだからというのもあって、行くことにした。
PittsburghからFloridaまでは飛行機で2時間ほど、縦方向の移動なので時差もなく、結構手軽に行けるのが嬉しい。たとえ1時間だとしても、やっぱり時差を伴う移動ってのは体に応えるのでね。
さて、Disney Worldなのだが、これがまたとにかくでかい。Wikipediaによると「4つのディズニーパーク、2つのディズニーウォーターパーク、6つのゴルフコース、レースサーキット、20のリゾートホテル等を内包する世界最大のアミューズメントリゾート。約122km²という広大な敷地内は、東京の山手線の内側2つ分が丸ごと入ってしまうほど。」だそうだ。いやはや・・・。
今回は3泊4日の旅行・・・、しかも最初と最後は移動日なので実質2日少々、ということで初日の夜にDowntown Disney、二日目にAnimal Kingdom、三日目にMagic Kingdom(これが日本のTDL相当ね)に出掛けてきた。
Animal Kingdomはその名の通り、ジャングルのようなイメージの強いテーマパーク。サファリパークさながらのアトラクションもあるし、Petting Zooなんかもあるので、普通に動物と触れ合って楽しむことも出来る。もちろんライドもあるから遊園地としても楽しめるし、探検隊風な衣装でキャラクタのパレードもある。なので、DisneyはDisneyなんだけど、普段とは全然違った雰囲気が楽しめる。
Magic Kingdomは日本のTDLと同じ(っていうか、順番が逆だけど)。なので、日本のTDLに行ったことがある人なら中身はイメージがつくと思うのだけど、ハッキリ言って別物。なんだろう、園内のモノの大きさも違うのだと思うのだが、全体的にゆったりしていて、慌ただしさがあまり感じられない。まぁ、そのへんは国の違いが大きいと思うのだけども、別物と感じてしまうんだから仕方ない。こればっかりは体験しないとほんとに分からないと思う( なので、一回行ってみることを本当にオススメする)。
全体を通して面白いと思ったのは、"お金をかけると、それに見合ったサービスを受けることができる"ということが、いい意味で露骨に感じられたこと。例えば、リゾートホテル宿泊客には専用モノレールが用意されてるおかげで他の顧客の混雑に巻き込まれずに済むとか、パークへの早朝・深夜入場サービスがある(らしい)。あとは、パーク内のレストランを予約していくとキャラクタと写真撮影をしながらビュッフェが食べれたりするんだけど、予約なしだと普通のレストランで高めの食事をするだけになったりする。しかも、これが明らかに目に見える範囲で行われるってのがなんとも面白い感じだった。
なんていうのかな・・・アメリカの場合、払った金額と受けられるサービスが正比例している感じ。これが日本だと、初期費用に対して受けられるサービスは高いんだけど、そこから先の傾きがすごく小さいせいで(イメージ的に対数グラフ)、それ以降の支払いがあまり大きな意味を持たないような印象(もっとも、この対数グラフは右にかなり振り切ると話が変わるのだが、それは別世界の話)。
"あぁ、日本って均質を求める傾向にあるんだよなぁ"なんてシミジミ思った(良し悪しとは別として、事実としてそう思ったってこと、念のため)。逆に、アメリカに対して思うのは、"サービスという目に見えないものが、キチンと評価される"っていうこと。そういう見えない価値が自然に評価できるというのは、アメリカ的文化の強みの一つなんだろうなぁと思ったり思わなかったり。
あ、ちなみに、自分は日本のTDRに10年くらい行ってないので、最近はどうか知りませんけどね。あくまで自分の経験ベースで、なんとなく比較したら、こんな風になっちゃっただけなので
写真もいっぱい撮ったので、見たい方は下のリンクからどうぞ。あんまり上手く撮れてないけど・・・写真ももっと練習しないとなぁ。
Animal Kingdomの写真、Magic Kingdomの写真
(なんかPicasaがうまく参照できないので、Google+から直接共有してみた。失敗してたらごめんなさい・・・)
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